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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

広蔵市場の屋台を3軒ハシゴする|スンデ,麻薬キムパプ,刺身,緑豆ピンデトック

韓国に来て5年以上になりますが、広蔵市場(광장시장/クァンジャン シジャン)にはユッケを食べにばかり来ていた気がします。しかし、娘によると良くも悪くも韓国らしいジャンクな(?)店も面白いというので食べ&飲み歩いてきました。

出入国規制がほぼ撤廃されて元の活気を取り戻した広蔵市場。ってか、コロナ禍最盛期でもここは力強く賑わっていました。

スンデ,ホルモン,”麻薬キムパプ”とマッコリ

先ずは楳図かずおテイストな赤白ボーダーTシャツのアジュンマが忙しく働く屋台でスンデ(韓国式腸詰)で一杯やります。



元々から日本人観光客も多かった広蔵市場なのでメニューに日本語表記がある店が多いと感じます。広蔵市場の店は市場内で住所的な番号が振られており、こちらは「동부A66호=東部A66号」の「경태네/ギョンテネ」という店。



プラスチックの丸椅子に座ると目の前は肉の塊や豚足。



マッコリで乾杯!


もち米が混ぜ込まれた太いスンデと茹でホルモン。



日本のホルモン用語で言うと「フワ」、豚の肺。見た目はグロいですがしっかり下処理しているようでスンデ共々変な臭みはなく適度なジューシーさもあり、マッコリに良く合います。



広蔵市場名物の一つ「麻薬キムパプ」。



胡麻油が効かせた厚目の海苔に巻いた細い海苔巻きに黄色い辛子ダレをつけて食べるのですが、これ、「中毒性」があるほど美味いか?見た目以上でも以下でもない脇役的な素朴な味。名前の由来ほどのものは感じないのが率直なところ。

刺身盛り合わせ

御馳走は大人数で分けて食べる文化が根底にある韓国。刺身屋だとヒラメ1匹を捌いたものがドンと山盛りで出てきたりして日本人の感覚だと困惑しますが、さすがに屋台では盛り合わせも食べられます。




注文したのは2人分盛り合わせ。



酢コチュジャンかワサビ醤油で食べます。


韓国人は鮭が大好き。韓国で鮭は殆ど獲れないのですが、それ故に余計プレミアム感があるのかも知れません。



店名は「1호횟집≒1号刺身屋」。勘定は現金かネットバンキングのみでカード不可。

緑豆ピンデトック

緑豆を挽いたものを揚げ焼きにしたチヂミ。鬼気迫る表情でアジュンマが焼く先にはいつも行列が出来ています。





油びしょびしょで焼いていることと列の長さから敬遠していましたが、この日は並んで席に座り食べてみました。



ユッケや麺類、スンデやスープもの、冷麺もあるのは他店とOEM的に融通し合っているのかも知れません。




それほど期待せずに注文した緑豆ピンデトックでしたが、これが旨かった。



油たっぷりで焼いていると言うか揚げているのでクドいかと思いきや、油はしっかり落ちていながら中はホクホク。



具にはもやしも混ぜ込まれています。



玉ネギを漬け込んだ醤油ダレ。酸味もあるのでさっぱりします。



ここもマッコリでいきましょう。



緑豆が旨いので肉ピンデトックも追加。



ベースの緑豆に豚挽き肉を混ぜ込んで厚めに焼き上げています。弁当のおかずにもなりそうな、良い意味でチープな旨さでありました。



この店の営業時間は20時まで。19時半頃になると早く帰りたいオーラ全開で店じまいを始めるアジュンマ達は「モテナシ?ナニソレ?オイシイノ?」といった感じ。昔ながらの韓国的な店でありました。

余談...キムパプ?キンパ?キンパッ?

韓国の海苔巻き”김밥”をカタカナでどう書くべきなのかいつも迷います。私の辞書(小学館・韓日日韓辞典)によると発音記号は[kiːmʔpap]と出ました。ローマ字表記するなら”KimPap”、カタカナ混合なら”キmパp”と個人的には思います。最後のpは私も唇をしっかり閉じて発音しているので、やはり”キンパ”と書いてしまうことには違和感を覚えます。

まあ、韓国語に限らず外国語をカタカナ表記するのは土台無理な話。私は韓国語で重要な唇の形は表したいことと、Wikipediaでは”キムパプ”となっていることもあって”キムパプ”と書いています。尚、ご存じの方も多いと思いますが韓国語で”김/キム”は海苔、”밥/パプ”はご飯です。

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