ここ2週間以上、雨の日が続いていたソウルでしたがこの週末は久々に晴れ。仕事終わりに鍾路エリアで一杯やってきました。
広蔵市場でユッケと生レバーを味わう
先ずは広蔵市場(광장시장/クァンジャンシジャン)へ。
以前「プチョン(富村)ユッケ」編を記した界隈です。
どの店に入ってもそれなりに満足できるユッケストリート。
昌信ユッケ
今回は店頭ショーケースの生レバーの鮮度が一番良さそうに見えた『チャンシン(昌信)ユッケ 』という店に入ってみます。
この店が高い訳ではなく他店並の価格設定ながら、メニューの数字に韓国でもインフレが進行していることを実感します。
先ずはユッケと生レバー&センマイ刺しを注文。
ユッケ専門店では必ず供されるムックク/무국=肉と大根のスープ。恐らくユッケを捌く際に出る端肉を使って作るのだと思いますが、どの店も実に旨い。冷たい生肉系を食べる中で胃も温まります。
この日この店の生レバーは絶品でした。
ユッケの下に敷かれている細切りの梨。薬味の味噌を少し載せながらこれと一緒に食すと焼酎が進みます。
そろそろお食事、ユッケビビンパプ。これで8千ウォンは安い。
コチュジャンたれをかけて...
ビビンパ混ぜ名人(自称)の娘が混ぜてくれます。
海苔で巻いて食べると絶品。更に酒が進みます。海苔は言わないと出てきませんが快く出してくれます(無料)。
完食です。ご馳走様でした!
チャンシンユッケ(本店)の場所
乙支路路上ビアガーデン界隈
夕刻の清渓川
18半頃にユッケを食べ終えたらまだまだ明るい。清渓川(チョンゲチョン)沿いに乙支路方面に歩いてもうちょっと飲みに行きます。
乙支路「満船(マンソン)」で二次会
この界隈、路上に席を並べて路上ビアガーデンにしていて(特区的に合法)大賑わいでした。
我々は「マンソンホプ」なる店の屋上で軽く生ビールを飲みます。「満船(만선/マンソン)」は「大漁」の意味らしいです。
3階の屋上に上がります。
久々に晴れた金曜日、この後すぐ満席になりました。
Maxで乾杯!
韓国のビール屋ではテーブルチャージ的に一品何か注文しなければなりません。この日は軽く済ませたかったのでカワハギの炙りを注文。
下の通りも満席。
余談
ユッケ屋で見掛けた「セソマイ刺し」。”ン”と”ソ”とか”シ”と”ツ”、”コ”と”ユ”とか、日本語は難しいですな。”い”と”り”も手書きだと難敵だと聞きます。カタカナの”エ”と工事の”工”なんてフォントによっては同じに見えるのに、看板に書かれていると間違いが分かるのが日本人である私自身不思議です。