朝方は雨だった2016年の新田原基地航空祭、ブルーインパルスが飛んだ14時台は雲が広がる空模様だったものの所々晴れ間も覗くまで回復し、一部科目は割愛しながらも第1区分でフライトを披露してくれました。曇り空で見栄えしないショットも多いですが今回は私が好きなブルーの瞬間を中心にUPします
新田原エアフェスタ・前編
新田原でのブルーインパルス
4機で離陸し、4番機がすぐにススっと真ん中に移動。バーズやブルーズ同様、典型的なアメリカンスタイルの流れ。
バーズ編とブルーズ編へのリンクです。
T-4が搭載するIHI製F3-30エンジンはそれほど爆音系ではありませんが、やはり4機(=8発)がお尻を向けてパスすると迫力あります。
暫く日本を離れていたので久々に日の丸入りのヒコーキを見ると胸熱でした。
トレイルからデルタ隊形に移行する瞬間。
背面飛行中にもかかわらず後席Pさんがハンドサインをくれていたことに写真を見て気付きました。
ループからサンライズでブレイクするまでの繋げ方が実に巧みと感じます。
T-4のハイパワーを遺憾無く発揮するバーティカルクライムロール。
スローロール。絶妙に舵を当て高度を維持しているのが分かります。
チェンジオーバーループ。
T-4ブルーは他国のアクロチームに比べスモーク量が豊富な気がします。
4番機の見せ場、レターエイト。
1番機から4番機がスモークを引き継ぐ瞬間。
一部だけでも青空になってくれて良かった。
左端(4番機?)がちょっと遅れているように見えますが...
ループの頂上ではしっかりポジションを整えていたことに感心。
ボントンロールもばっちり揃っていました。
終盤の優雅さとダイナミックさを織り交ぜた構成も素晴らしい。
ブルーからのクリスマスプレゼント
この季節限定「ブルーインパルスから少し早いクリスマスプレゼント」というアナウンスと共にクリスマスツリーのローパス。宮崎まで行った甲斐がありました。
シャトルバスで高鍋駅へ
ブルーのフライト終了は14時37分。撤収してシャトルバス乗り場に向かいます。それなりに混雑しますが本州の航空祭よりはマシじゃないかな。
15時頃には高鍋駅行きのシャトルバスに乗車。
15時半頃には高鍋駅のホームに到着。
15時40分、宮崎への列車に乗車と実にスムーズでした。
以上、コロナ禍で航空祭が軒並み中止になっていますが、再開されたら是非また訪れたい新田原の航空祭でした。
宮崎から福岡へ
この後宮崎駅前のホテルで荷物とレンタカーをピックアップし博多に向かいます。約4時間のドライブで21時頃に到着。
ホテル近くの居酒屋でキュッと飲んだエアショー後の一杯や九州の味覚、特に胡麻鯖は最高でした。
そして翌朝の高速船ビートル号で釜山を経由しKTXでソウルに帰還。充実した一時帰国でありました。