コロナ禍前までは買い出し一時帰国を兼ねて九州に何度か訪れました。やはり韓国から”安・近・短”ということもありますし、晩秋に築城や新田原基地で開催される航空祭を見たいということもありました。今回は5年前の今頃に宮崎県の新田原基地で行われた航空祭を振り返ります。
新田原基地エアフェスタ
航空自衛隊・新田原基地
宮崎駅前のリッチモンドホテルに前泊し当日は列車で高鍋へ。そこからシャトルバスで基地に向かいました。
東九州自動車道の注意標識はT-4ブルー。
翌朝・高鍋駅から新田原基地へ
レトロ感漂うシャトルバス。時刻は6時20分。
7時過ぎ、保安検査待ちの列。折角宮崎まで来たのに残念ながら雨。
雨レフのイーグル。
芦屋基地のレッドT-4。機体には”1000 student pilots graduated”のロゴが誇らし気に入っていました。
雨に濡れるブルーのT-4。
しかし、その後雨が上がったのはテルテル坊主のお陰でしょう。
当時の防衛大臣は稲田さん。第5航空団指令(写真中央)の目ヂカラが強烈。
日本の役所感全開の基地建物内。
天候観測のバルーン。結局午後まですっきりしない空でしたが、雨が上がってくれただけでも有難く思って航空祭を楽しみます。
南国らしい椰子の木と、ファントム垂直尾翼。
以下、この日の展示飛行です。地上展示は割愛します。
展示飛行
F-15
新田原と言えばアグレッサー部隊でしたが丁度この年6月、小松に移動してしまったのは残念でした。しかし、アグレッサーはいないものの気合の入ったフライトを見せてくれました。
RF-4ファントム
百里からの飛来。2020年で退役したので今思うと最晩年でした。
J79の爆音が腹に響きます。
F-2とF-16
お隣り築城から飛来のF-2。
そして三沢からのゲスト、USAFのF-16。プリモさんって言うんですかね、低さとスピードは流石はデモチームでした。
雨上がりということもあってベイパーが盛大に上がります。
UH-60とU-125
海外エアショーの救難展示は、敵軍エリアに遭難した友軍パイロットを敵を制圧しながら救助するシナリオが多いですが、空自航空祭では純粋に遭難者を救助するのが特徴的で日本らしいと感じます。
C-130と空挺降下
陸自からの友情出演、習志野の第1空挺団が降下デモを見せてくれました。
流石は精鋭部隊、見事なパラシュートさばきで着地していました。
ブルーインパルスのアクロバット飛行編に続きます。