ニューヨークのアイコン、自由の女神はマンハッタン南西のリバティ島に立っており、見に行くにはバッテリーパークからフェリーを利用します。
バッテリーパークからだと300mm望遠でもこの大きさでしか見えないので、時間が許すならやはりフェリーで見に行きたいところです。
- バッテリーパークと周辺
- フェリーでリバティ島へ
- リバティ島で自由の女神像を見上げる
- エリス島を経由しマンハッタンに戻る
- バッテリーパークで下船。
- ウォール街
- チャージング・ブル
- トリニティー教会
- 余談
バッテリーパークと周辺
ウォール街はすぐ近くなので大体はついでに訪れると思います。
最寄りの地下鉄駅はSouth FerryかBowling Green。
えらくカーブがきついサウスフェリー駅。
こちらはウォール街側のボウリングリーン駅。どちらも歴史を感じさせます。
フェリーでリバティ島へ
オフシーズンだったためか、朝8時過ぎに行ったら混雑も無くスムーズにチケットを購入。ただ、時期や曜日によってはかなり混むらしいので公式サイトから事前購入した方が良さそうです。
女神様のご利益か、この時は青空に恵まれました。
左端の高いビルが世界貿易センター跡地に建てられたOne World Trade Center。
初めてNYに来た1995年は当然ここにツインタワーが立っていました。改めて写真を見返すと何とも言えない気持ちになります。
気を取り直してマンハッタンのスカイラインを背にリバティ島に向かいましょう。
リバティ島で自由の女神像を見上げる
こういった有名観光地を実際に訪れてみると「意外に小さいな」となることが多々ありますが(札幌時計台とかベルギーの小便小僧とか)女神像は本体だけでも46メートル、台座も含めると93メートルと期待を裏切らない存在感。
また、空に広がるうろこ雲も良い感じでした。
尚、内部の階段で女神の王冠部分に登ることもできますがこのチケットは何ヶ月も前に売り切れます。
周囲を回ってみます。
女神像建立に貢献した3人。設計者のバルトルディさん、エッフェルさん:エッフェル塔の設計者、ピューリツァーさん:資金提供を呼び掛けた新聞社社主、ピューリツァー賞の人。



像を見上るだけで他に何か特別なことがあった訳ではありませんが、やはりこういったシンボリックなものを現地で実際に見ることができて満足。行った価値がありました。
エリス島を経由しマンハッタンに戻る
再びフェリーに乗り、エリス島を経由してバッテリーパークに戻ります。
このエリス島(Ellis Island)は19世紀から1954年にかけてヨーロッパからの移民を入国許可までの間に留め置く施設だったところ。タイタニック号の乗客も無事NY港に到着すればここを経由した筈でした。
希望すればリバティ島からの帰路に途中下船し内部見学見学できますが、アメリカ近代史にそこまで興味は無いのでパスしました。
バッテリーパークで下船。
NYPDのパトカーも定番だったフォードのクラウンビクトリアではなく、今やフュージョン・ハイブリッドとエコであります。
朝鮮戦争の記念碑。
ウォール街
マイケル・ダグラスとチャーリー・シーンがW主演しヒットした『ウォール街』は好きな’80年代作品の一つです。
古い高層ビルに囲まれた狭いストリートですが、ニュースでもよく映される場所なので訪れてみると「ここがそうかぁ」という感慨があります。
NYSE・ニューヨーク証券取引所。
チャージング・ブル
ブラックマンデー後、NYSE前に突如置かれたゲリラアートがボウリングリーン駅前に移設され、今は観光スポットになっています。金融界でBull=雄牛は上昇相場を意味する由。
やっぱりみんなタマタマを触るんですな...
トリニティー教会
すぐ近くにあるので立ち寄りました。入場料不要です。
立派な教会でした。
撮影データによると滞在時間は10分ほどだった私は罰当たりでしょうか。
余談
この日見掛けたジャガー XK8はヤッピー(死語?)っぽさやマンハッタンの雰囲気も相俟って実にカッコよく見えました。