ゴールデンゲートブリッジなどのベイエリアで海風に体が冷えた8月のサンフランシスコ。チャイナタウンを経てホテルに向かう途中で目に留まったのが”小肥羊(Little Sheep Mongolian Hot Pot)”という火鍋レストラン。寒いときは鍋で温もるのが一番、ってか夏なんですけどね。
小肥羊の火鍋
日本でもチェーン展開しているんですね。ドメインはズバリ”hinabe.net”。
サンフランシスコの店は2021年8月時点でコロナ禍のためテイクアウトのみ営業の模様。住所に基づく地図を貼っておきます。
火鍋って元々は酷暑の四川省で汗を流しながら食べて暑さを乗り切る料理と勝手に思っていましたが鍋物なので寒いとき食べても勿論旨いですな。
野菜を窓際に置くと観葉植物にも見えます。
主役のラム。
シーフード系も中々のものでした。
特に旨いと思ったのが魚のツミレ。北米最大級のチャイナタウンを抱えるサンフランシスコ。妙にアメリカナイズされていないのが嬉しい。
この時まで、火鍋は名古屋で中国人に連れて行ってもらった雑居ビルにある「中国人の中国人による中国人のための」店しか経験が無く、そこは火を噴くようなインパクトの辛さでした(しかし病みつきになる)。ここのデフォルトは常識的なマイルドさ。薬味を使えば勿論いくらでも辛くできます。
ラムも旨味はしっかりあって臭みも感じず美味でした。
サンフランシスコで味わう青島啤酒。
羊肉をたらふく食べ、羊に見送られて店を後にしました。
金額は高くもなく安くもなくといった感じだったと記憶しています。欧米、特に大都市に行くと物価の高さとデフレ日本を実感します。
チャイナタウンにて
アメリカやカナダのチャイナタウンは独特の雰囲気があります。
そして中華食材は何でも手に入り...
どのように食べるのか、網走産の長芋もありました。
各国文化のカオス。
公園で中国将棋を楽しむ人々。
烏龍麺屋の窓に見えるのは”Sushi&Grill”のサイン。
未来都市のような高層ビルが立ち並ぶ昨今の中国大都市とは違う昔の香港映画的な雰囲気が色濃く残るこのチャイナタウン。今の上海人がここを訪れたらどう感じるのだろうか。