私の職場が入る某大型商業施設でコロナ感染クラスターが発生。勤務者の動線が重なるエリアだったこともあり上から指示が出てPCR検査を受けてきました。結果は幸い「陰性」でした。
比較的(一時の欧米や途上国に比べると)感染が抑えられていた韓国。ずっと5百~8百人/日で推移していた感染者数はワクチン接種が進んで6月下旬には3百人台になる日もあり、これで鎮静化するかと期待しました。しかし先週から急拡大に転じ1300人を超える日も出てきました。人口比の単純計算では日本なら3200人以上に相当する数字です。
近くの保健所に行ったところ区内駅前の臨時検査所に行ってくれとのこと。そして行ってみたら長蛇の列。
せっかちな人が多い韓国ですが蒸し暑い中を皆さん粛々と列に並んでいます。雨じゃなくて良かった。
ってか、日本同様に梅雨のある韓国、大雨だったらどうなるの?
うちの娘が今年春先に来韓してPCR検査を受けた際はここではなく保健所だったとのこと。普段この駅を利用しないので確かなことは言えませんが、テントの様子を見ると最近会場が設営されたようにも見えます。
1時間ほど並んでやっと受付表に記入。項目は氏名(「外国人もローマ字ではなくハングルで記入すること」だとさ。私は書けますが...)、住民番号(or 外国人登録番号)、電話番号。
ただ、記入するのはこれだけでそれ以上の細かいことは不要。飲食店への入店時にスマホでQRコードを提示させたりする管理などが奏功している部分で評価に値すると思います。
蒸し暑い中、屋外の仮設検査場で皆疲れ切っています。
検査直前に赤い液体の入った試薬が渡されます。
検体採取は鼻と喉。鼻はこのブース、喉は奥のパイプ椅子に座る技師が行います。状況が状況なので仕方ありませんが、以前受けたことのあるインフル検査よりもかなりグイグイと念入りで痛かったですね。
検査結果は翌朝9時過ぎ、携帯番号宛のテキストメッセージで送られてきます。
直訳:「○○様の7月7日 コロナ19遺伝子検出検査(PCR)結果は”陰性(正常)”です -九老保健所-」
韓国の接種は一時はかなりの勢いで進んでいたもののワクチン入荷が鈍って停滞しています。そんな状況だったにもかかわらず接種済みならマスク着用を免除したり、飲食店での会合人数などを緩和しようとしていたりした矢先だった「K防疫」。こんなところでせっかちになってどうする?
ソーシャルディスタンスの警戒レベルが上がってこの先2週間は完全在宅勤務が確定。ブログを書いたりしていると気分転換になります。今回はこんな話題ですが、次回からはまた「ポジティブ、マイナー、マニアック」なネタを書いてゆきます。