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門司港レトロでアーデン・ジャガー XJ12に遭遇

九州鉄道記念館を見に行った後、瓦蕎麦を食べがてら訪れた門司港レトロエリアをぶらぶら歩いていると、素晴らしいコンディションの初代ジャガー・XJに遭遇しました。

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正しくは ”Daimler Double Six”

タイトルにはジャガー・XJ12と書きましたが、波打ったグリルにお気づきの方も多いと思います。これはジャガーが買収して今は休眠ブランドになってしまったデイムラーのダブルシックスですね。

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こちらがジャガー・XJ。日本自動車博物館に展示されていたXJ6のシリーズ2。

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シリーズ3はリアの居住性向上のためルーフ後端の高さが少し上げられました。このリデザインはピニンファリーナによるものと言われています。品質が格段に向上したシリーズ3、ホイールのデザインも後継のXJ40に準じた現代的なものになっています。それにしても、ため息が出る程美しいデザインであります。

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リアのエンブレムを見て気付きました。これはドイツのチューナー、アーデンがモディファイしたモデルで、ATが3速から4速(恐らくZF製)に換装されるなどシリーズ3を更にモダナイズされたものです。

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フロントにも"Arden", "AJ4"のエンブレムが控えめに付いています。

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シフトレバー部もオリジナルデザインを維持しながらD, 3, 2, 1に改められています。

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グリルと内側のライトもろとも前方に開くボンネット。エンジンは5.3リッター・V12。以前、ジャガージャパンでボンネットを開けて見せてもらったことがあり、エンジンルームがびっしり詰まっていた記憶があります。

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映り込みで見辛いですが、ウッドパネルのコンディションも素晴らしいものでした。

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左右に分かれた燃料タンク。フィラーキャップも両側にあります。

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品質向上版のシリーズ3、更にそれに手を加えたアーデンと言って約30年前のイギリス車。それをこのコンディションで維持されているオーナー氏の愛情に脱帽です。

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門司港駅と周辺

この時(2016年12月)、門司港駅は修復工事中でした。工事は2019年に終わったようなのでまた訪れるつもりです。

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そこここにレトロな雰囲気を感じます。

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嘗ては多くの人が行き交っていた桟橋への通路跡。

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駅周辺には海運関係の建物が点在しています。

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三井物産門司支店→国鉄門司鉄道管理局→JR九州本社だったビル。

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こちらは旧門司港三井倶楽部。

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旧門司税関。

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タワーマンションと大連友好記念館。

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関門橋。

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この後は高千穂を経て新田原基地航空祭を観覧し、韓国に帰国しました。コロナ禍が収まったらまた九州に行きたいものです。