P sign

ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

【とり貝のしゃぶしゃぶ】全羅南道の早春の味覚をソウルで堪能する... 順天家(スンチョンチプ)にて

前々回のポスティングで寒ブリ刺身を食べたことを記したばかりですが、早春の味覚とされているトリガイのしゃぶしゃぶを味わってきました。

f:id:Reppa:20210320141148j:plain


訪れたのは순천집=スンチョンチプ。店名は朝鮮半島南西部の海沿いに位置する、全羅南道・順天(スンチョン)に因んだもの。場所は1号線のデバン(大方)とノリャンジン(鷺梁津)の中間辺りの大通り沿いにあります。


小綺麗なビルの2階にあります。

f:id:Reppa:20210320141412j:plain


ムツゴロウ(짱뚱어)、コノシロ(전어)、タイラギ(키조개)、ハモ、イイダコなどの珍味が列記されています。

f:id:Reppa:20210320141415j:plain

f:id:Reppa:20210320141408j:plain


改装か移転して日が浅いようで、店内も綺麗でした。

f:id:Reppa:20210320142958j:plain


鍋系だけでなく、焼肉スタイルで焼く穴子(붕장어)もあります。

f:id:Reppa:20210320141419j:plain


トリガイしゃぶしゃぶは冬から春の季節メニュー。9万ウォンと中々の値段。6~8月のハモしゃぶなど、他にも食欲をそそるメニューが並びます。

f:id:Reppa:20210320141359j:plain


わかめや白菜、ニンニクなどの入った鍋がセットされます。

f:id:Reppa:20210320144456j:plain

f:id:Reppa:20210320144500j:plain

本日の主役、トリ貝が降臨。この日は家内と二人で食べましたが、何か一品料理を追加すれば4~5人でも充分なボリューム、9万ウォンという価格に納得しました。

f:id:Reppa:20210320145313j:plain

タイラギの貝柱も添えられています。

f:id:Reppa:20210320144850j:plain

韓国なので、わかめやサンチュはお代わり自由。

f:id:Reppa:20210320144853j:plain


では、早速しゃぶしゃぶと。

f:id:Reppa:20210320150232j:plain


10秒足らずスープに潜らせます。

f:id:Reppa:20210320150235j:plain


トリガイ=鳥貝という名の通り、鳥の嘴のような形。韓国語の"새조개"も、새(セ)=鳥、조개(チョゲ)=貝。日本語からの直訳かも知れません。

f:id:Reppa:20210320150228j:plain


タレは酢コチュジャンかワサビ醤油。

f:id:Reppa:20210320144856j:plain


ニンニクに醤油をつけてわかめと一緒に頬張ると、口の中に磯の香りが広がります。う~ん、これはたまらん。

f:id:Reppa:20210320151210j:plain


こうなると焼酎ですな。近年リニューアルした眞露。

f:id:Reppa:20210320150225j:plain


酢コチュジャンで食べてもいけました。

f:id:Reppa:20210320151214j:plain


タイラギの貝柱。

f:id:Reppa:20210320150239j:plain


貝類ばかりだと単調になりそうなものですが、流石は食の宝庫とされる全羅道料理。付け合わせも美味なので箸が進みます。

f:id:Reppa:20210320144453j:plain


特に旨かったのがこの塩辛。しっかり発酵させているので好みの分かれる珍味ですが、コノワタや酒盗が好きな方なら口に合うでしょう。

f:id:Reppa:20210320144900j:plain


キムチも勿論旨い。

f:id:Reppa:20210320152711j:plain


貝に入っていた蟹も、憐れ道連れに...

f:id:Reppa:20210320152939j:plain


食が進み、残り少なくなったトリガイ。

f:id:Reppa:20210320152936j:plain


ラスイチまで美味しく頂きました。一人いくつ食べたのだろうか。

f:id:Reppa:20210320152714j:plain


無数の貝から出た出汁は雑炊で味わい尽くしましょう。

f:id:Reppa:20210320153604j:plain


スープは一旦厨房に持って行き、ご飯、メセンイ(매생이)という細い繊維の青海苔、胡麻油を入れて供されます。

f:id:Reppa:20210320153608j:plain


煮えたところで煎り胡麻を投入。トリガイからの出汁も相まって、これが旨くない筈がありません。

f:id:Reppa:20210320153611j:plain


これがまた焼酎に合います。もう一本追加してしまいました。

f:id:Reppa:20210320153615j:plain


どろどろになり過ぎないようにか、ご飯には麦も入っていました。

f:id:Reppa:20210320153553j:plain


完食!

f:id:Reppa:20210320153556j:plain


フルムーンパスを買える歳になった我々夫婦ですが、最後の一口まで旬の味覚を堪能しました。

外に出るとみぞれ混じりの冷たい雨。腹はベルトを緩めても苦しいほど満腹。タクシーで帰宅しました。

f:id:Reppa:20210320153600j:plain