P sign

ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

【イタリア】ランボルギーニ博物館訪問記(3)プロトタイプとF1, チータ, LM002

経営面では何度もピンチに陥ったランボ。その試行錯誤を伺うことができる部分かも知れません。

プロトタイプとF-1

P140(1988)

ジャルパの後継として企画された4L・V10エンジン搭載モデル。ガヤルドの源流と言えるでしょう。車体はリベット留めのアルミモノコック。
f:id:Reppa:20220303162453j:plain

f:id:Reppa:20220303162450j:plain

エンブレムがステッカーだったりしますが...
f:id:Reppa:20220303162448j:plain

プロトタイプとしては中々の完成度に見えます。
f:id:Reppa:20220303162435j:plain

f:id:Reppa:20220303162432j:plain

デザインはベルトーネから独立後のガンディー二。
f:id:Reppa:20220303162438j:plain

当時の親会社、クライスラーからGoが出ずプロジェクトはキャンセルされました。
f:id:Reppa:20220303162446j:plain

こちらはガンディー二が抜けた後のベルトーネ(デザイナーはMarc Dechampsとありました)によるP140のデザインスタディ。
f:id:Reppa:20220303162441j:plain

どことなく日産のMID 4 IIや初代NSXに似ています。
f:id:Reppa:20220303162443j:plain

Modena Lamborghini F1(1991)

日本人にとってランボのF1と言えば、1989年の鈴鹿で鈴木亜久里選手が3位表彰台を獲得したラルースを思い浮かべますが、こちらはセミワークスとして1991年シーズンに参戦したマシン。
f:id:Reppa:20220303163205j:plain

バブル崩壊寸前でF1ブームに沸いていた当時、姫路セントラルパークもスポンサーでした。レイトンハウスとか、懐かしいな。
f:id:Reppa:20220303163151j:plain

奇抜な形状のサイドポンツーン。成績は振るわなかった様です。チーフデザイナーは元フェラーリのマウロ・フォルギエリ。
f:id:Reppa:20220303163149j:plain

f:id:Reppa:20220303163156j:plain

f:id:Reppa:20220303163202j:plain

f:id:Reppa:20220303163159j:plain

オフローダー/チータとLM002

SUVなどという言葉も無かった時代、スポーツカーメーカーのオフローダーというのは斬新でしたが、元々がトラクターメーカーのランボにとっては、こういったカテゴリーも守備範囲という感覚だったのかも知れません。また、このDNAは後のウルスに受け継がれたと言うと贔屓が過ぎるでしょうか。
f:id:Reppa:20220303163526j:plain

チーター / Cheetah(1977)

米軍のハンヴィーのような位置付けでしょうか。軍用高機動車として採用されるのを目指して開発されたオフローダー。
f:id:Reppa:20220303163650j:plain

タイヤのボリューム感が圧倒的。
f:id:Reppa:20220303163647j:plain

矢鱈マッチョなバギーといった印象でした。
f:id:Reppa:20220303163718j:plain

f:id:Reppa:20220303163707j:plain

トランスミッションは3速AT。
f:id:Reppa:20220303163713j:plain

f:id:Reppa:20220303163710j:plain

カバーの下にマウントされているエンジンはランボ製ではなく、クライスラー製の5.9リッターV8。
f:id:Reppa:20220303163715j:plain

LM002(1986)

軍用車としてはお蔵入りになったチータのエンジンをランボ製に載せ替えたのがLM001、そしてエンジン位置をミッドからフロントに移したのがLM002。エンジンはカウンタックQVのものを5PSだけデチューンしたV12・450PS。
f:id:Reppa:20220303163702j:plain

f:id:Reppa:20220303163652j:plain

当時のオフローダーとしては非常に豪華なインテリア。アラブの富豪などに喜ばれたんでしょうね。
f:id:Reppa:20220303163655j:plain

f:id:Reppa:20220303163657j:plain

最後に

以上がランボルギーニ博物館訪問の記録です。ミウラやカウンタックは他でも見る機会はありますが、ウラッコやエスパーダなどをここ本社ミュージアムで間近に見れたのは至福の経験でした。