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ソウル在住の日本人が旅行,飛行機,くるま,鉄道,韓国生活について書いております。

ANAボーイング787・ビジネスクラス搭乗記【成田→サンノゼ】

今年の夏休みは家内とサンフランシスコ、バンクーバー、シアトルを巡る旅に出ました。先ずはサンフランシスコを訪れたのですが折角の機会なのでボーイング787に乗りたくて、往路は敢えて成田==>サンノゼ便を利用しました。787も就航して日が経ちますがやっと搭乗の機会が巡ってきました。

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前日に事前チェックインしようとしたら何とビジネスクラスにアップグレードされていました。最新の787、しかもビジネスクラスとは。これは嬉しい。

成田のラウンジにて。

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生ビールで乾杯!夏休みだ。

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外を見ていたらニュージーランド航空の787が到着。他のエアラインでの就航も進んでいます。

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乗り継ぎ時間が短かったのでラウンジでビールを1杯だけ飲みゲートに向かいます。

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ボーディングブリッジにて。

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ビジネスクラスのエリア。新しいスタッガードタイプのシートです。

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なるほど、完全に個人の空間。これは寛げます。

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少々残念なのはこのパーテーション。フライト中、隣席の家内とは腰を浮かさないと会話できません(上司との出張だったらむしろ有難いけど)。以前のCLUB ANAのように下ろすことが出来れば良いのですが。

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しかし考えてみると、他の搭乗客もいる空間でぺちゃくちゃ喋るわけでもなく、限られたスペースでこの快適さを実現するならこれが正解でしょう。

シートの取説。

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ウェルカムドリンクのシャンパン。
サイドテーブルが広いので置き場所には困りません。

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ビジネスクラスでは窓は1列あたり3枚。窓の面積も広く、通路側からでもそこそこ外を見ることができます。

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従来機より窓面積が大幅に広くなりました。
下の丸いのが電子式ブラインドのスイッチ。

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コントローラーもカラー液晶になった。

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テーブルはシートの横ではなく前から引き出すタイプ。とても広いのでパソコンを広げても余裕です。

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さて、ディナータイムであります。食前のアミューズ。

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夕食は洋食を選択。
前菜のチキン・フォアグラ・ホタテのガランティーヌ。

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続いて赤ワイン。

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メインのフィレステーキ。添えられている万願寺唐辛子も旨い。

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「なるべくレア気味に」とお願いしました。

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家内のチョイスは和食。前菜のキス、鮭、合鴨とカマス。

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主菜は小鯛酒焼き。
ご飯は生姜飯だったりして手が込んでいます。

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そしてデザートのワゴンサービス。

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家内(酒豪)はデザートチーズとワインでちびちびやってました。

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私はデザートはパスしてコアントローでリラックス。

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そろそろ眠ります。

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写真は撮っていませんが完全に180度フルフラットのシートは快適至極。CLUB ANA時代のシートは若干足元方向が下がる角度が付いていました。微妙な違いも眠りの深さに影響すると実感。そして熟睡を超えて爆睡。

LED照明は...

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眠る時間帯は青い照明に切り替わります。

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読書灯は二つあり、一つはこの肩上のライト。

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もう一つは前の画面の上。

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飲み食いすれば出るものが出ます。
トイレにも窓がありウォシュレットも装備されています。

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ウォシュレットのスイッチ。

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熟睡タイム... zzz...
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到着前の朝食は家内も私も和食を選択。トウモロコシご飯って旨いですね。

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飲み食いして寝ている間にサンノゼ到着。
とても快適なフライトだったので、もうちょっと乗っていたいな、と思う程でした。

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後日訪れたボーイング・エバレット工場に展示されたいた787胴体のカットモデル。全体がカーボンコンポジット製なのはもちろん知っていましたが実物を見ると感心。

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ビジネスクラスなので快適なのは当然ですが、やはり747や777との違いは明らかでこれまで経験した長距離フライトで最も疲労が少なかったと断言できます。従来機よりも地上に近い機内の湿度や気圧、静かさが効いていると思います。

名門ボーイングでも就航まで難産だった787ですが流石は待たされただけのことはあって、確実に一世代進化した旅客機と言えましょう。