カルグクスで腹ごしらえを終えると午後のフライトが始まりました。
午前中と同様、先ずは軽飛行機が飛び立ちます。
消防ヘリコプターが消化水を投下するデモ。
尾翼に書かれているハングルは「山林庁」です。 このヘリは西側では珍しいロシアのカモフ製で、対ロシア借款の返済(要は借金のカタ)として韓国に導入されたものです。
こちらはアメリカ製のシコルスキー S-64。 アメリカ製と言ってもシコルスキー氏はロシアからアメリカに亡命した人なので、これもロシアに縁があると言えます。
大はしゃぎで見ていた少年達。はしゃぎ過ぎだったので連れて来ていたお爺ちゃんに、「こらこら」に相当するであろう韓国語で窘められながら耳を抓まれて、まさに「つまみ出されて」しまったのが笑えました。
ちょっと間が空いたのでボ~ッとしていたら、いきなり会場正面からダイアモンド編隊のブラックイーグルスが現れました。急いでカメラを構え、うとうと昼寝していたカミサンを起こします。
会場上空を旋回しながら周回毎に位置変え、色々な隊形を披露します。
昨年のソウルエアショーほど酷くは無かったものの、この日も午後は少々ガスっていたのが残念でした。
正面から進入してブレーク。
さて、ここからアクロバット飛行に入るのかなと思ったらブラックイーグルスのフライトはこれでおしまい。まあ、住宅エリアに近い場所なので仕方無いですね。
午後はSu-26とSu-31が揃って飛んだりもしました。
夕方までにはソウルに戻りたいのと、ショーも満喫したのでこの辺で切り上げて会場を後にしました。
プログラムの大半は終わったのに入場する車が多数います。
飛行機に興味はなくても出店を見物したり屋台で飲み食いするのを目当てにした人達だというのがカミサンの解説でした。
ソウルに戻った我々はスンデ(豚の血等を入れた腸詰)、茹で豚肉を野菜で巻いて食べるポッサム、チジミで乾杯。
マッコリがよく合います。
この日はしこたま飲んで爆睡。実に充実した一日でした。