うちの116iはその後も快調ですが、最近エンジンを掛けるとインフォメーションパネルに"SERVICE"の黄色表示が出るのでモードメニューからチェックしてみました。すると、どうもブレーキ液のメンテ時期らしいので久々にディーラーを訪れました。
結果、やっぱりブレーキ液の交換時期(2年に1回)だったので交換してもいました。 ついでに、去年案内が来ていたままずっと放っていたカムシャフトセンサーのサービスキャンペーンの対策もお願いしました。 サービスキャンペーンは当然無料。また、ブレーキ液も1回目は無料ということで支払いはありませんでした。
Z4に試乗
で、作業は1時間ちょっと掛るとのことでコーヒーでも飲みながら待とうかと思っていたら、セールス氏から「発売したばかりのNew Z4が有るんですけど、試乗されます?」との有難いお誘いが。勿論断る理由はありません。
しかも、セールス氏は同乗せず、「まあ、2~3時間、ゆっくり乗ってきて下さい」とのこと。結局、尾張パークウェイまで走りに行ってきました。 「お気を付けて」と言い残して立ち去るセールス氏とZ4。
ルーフはこのようにトランクに収まります。トランクの面積はそこそこ広いですが、ルーフを収めると平たい中型スーツケース1個がやっと入る程度のスペースしか残りません。普通の感覚なら2人だと3泊の旅行が精一杯といったところでしょう。
しかし、元々バイク乗りだった私からすれば、旅の荷物は工夫と割り切りで何とかなるものです。
ルーフが綺麗に収納されてスッキリしたオープンの姿。ロールバーの間には風の巻き込みを和らげるウィンドディフレクターが付いています。
試乗車の内装はウッドパネル+ベージュの革張り。丸いスイッチ類と併せ、古典的スポーツカー的な雰囲気。
ロングノーズ・ショートデッキのスポーツカーらしいフォルム。信号待ちしていると周りからの視線を感じます。
3時間ほど試乗したインプレッション
- オープンボディながら工事中のバンプを乗り越えてもボディーが緩いと感じることは無く、剛性は十分のようだ。
- 乗り心地はやや固めだけど不快さは全くない。フラット感はうちの116iよりもむしろ上じゃないかな。以前に乗っていた530iの乗り味に近い感じ。
- 流石はビーエムのストレート6、単にスムーズなだけでなく、いかにも緻密で、且つ、鼓動感のある回り方。アクセルを踏み込むとスポーツカー的な盛り上がりもあって、これは満点でしょう。
- アクセルを踏み込むと後ろからクォ~ンと心地良いエンジン音が聞こえてくる。レーシングカーの音を遠くで聞くような感じかな。
- シート位置が低くロングノーズなので車体感覚を掴むのにちょっと時間が掛った。
- サイドウィンドウを上げていれば風の巻き込みはとても少なく、80キロぐらいなら全然大丈夫。蒸し暑い6月初旬の薄曇りだったが、風の巻き込みが少ないお陰でエアコンを強めに回していれば至極快適。
- 長いストレート6エンジンを鼻先に載せている割にはステアリングを切るとスッと素直に動いてくれる。これは普段ステアリングの重い116iに乗っているので余計にそう感じたのかも。
もうちょっと”大人”になってから
試乗後、自分の116iに乗るとシート位置がとても高く感じて、まるでミニバンに乗っているように感じました。 かなり真剣に「欲しい!」と思ってしまい、カタログと価格表を貰って帰宅したものの、子供まだ小さいからな...
こういったクルマはもう少し歳を重ね、カミサンと二人で旅する年代になってから乗るものかな。